割れ鍋に綴じ蓋

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TVアニメ「ゴールデンカムイ」4期5話 感想

シネマトグラフ!ゴールデンカムイお馴染みのギャグとシリアスの落差が激しい回でしたねえ。

 

アニメ41話のあらすじはこちら。

鶴見中尉が大泊まで来るとの知らせを受け、豊原で待機することになった杉元一行。山でクズリを獲ると意気込むアシㇼパは、その前にお祈りをすると言い出す。“新しいアイヌの女”でありながら儀式を大切にする姿を不思議に思う杉元に対し、自分なりの考えを述べるアシㇼパだが、どうすればアイヌの文化を残せるのか答えを見出せずにいた。そんな二人の前に活動写真を撮影中という男たちが現れた矢先、樹上からクズリが襲いかかるッ!

TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト STORYより)

 

※ここから先は原作31巻・アニメ4期5話までのネタバレを含みます。未読・未視聴の方はご注意ください。

目次

 

41話感想

今回は原作3話分(204~206話)を1話にしてかなりゆっくりやってくれましたね。流れも原作ほぼそのままで良かったです。この話は杉元・アシㇼパの本音をぶつけ合う大事なシーンなので。

撮影シーンでも、パナンペペナンペ物語を全くカットしないでくれて良かったです。削られてもおかしくなかったので。あと、「見切れてんだよロシア人!」のセリフ結構好きなのでちゃんと入ってて良かったです。

 

そして推しの女装!ちゃんとアニメでもやってくれた!可愛かった…。しょんぼりしたり目立とうとしていたり本当に可愛い。

あと、月島のたゆんたゆんが原作よりすごくなってませんでしたか?ww

 

今回のMVPは小林さん。素晴らしいお芝居だった。ギャグとシリアスの演じ分けは勿論、やはり終盤のアシㇼパさんに向けてのセリフが最高でした。自分のエゴでもあると認めつつ、アシㇼパさんを戦いの道へと導いてしまったウイルク・キロランケへの怒りがひしひしと伝わってきました。「それもある」と認める前までは怒り全開の声だったのが、認めた後はそれが少し変わって、諭すような雰囲気も混ざっていたのがすごかった。

白石さんも勿論素晴らしかったです。チ〇ポを連呼させられてましたが…ww黒〇監督パロも気合入ってて良かったですねw「私のためじゃなくて自分を救いたいんじゃないのか?」のセリフはPVにもありましたが、やっぱりいいですね。アシㇼパさんが聡明な子だというのは、ここまででも何度も分かるシーンがありましたが、このシーンもそうですよね。聡明なシーンでの凛々しさあふれる声が好きです。

 

1つ残念だったのは作画かな…。ここまでそんなに悪くなかったのに、今回はちょっと安定してませんでしたね。来週も作画監督の数が多くて不安ですが。

でも、冒頭のクズリが出たシーンの「出たーーッ」はすごく原作絵っぽくて良かったです。一瞬映るキロちゃんもいい作画だった。

 

事前の予想

毎度のことだけど再掲。

元記事はこちら →アニカム4期楽しみ!! - 割れ鍋に綴じ蓋

当初の予想よりもさらにゆっくりになってますね。やっぱり240話で締めかなあ。

 

直前の予想はこんな感じでした。

41話自体の予想は当たってましたね。タイトル予想も(早くも4期の答え合わせ? - 割れ鍋に綴じ蓋)。まあこれは分かりやすかったし。

 

今後の予想

5話までの4期はこんな感じ。

アニメ話数 アニメサブタイトル タイトル元の原作話数 原作該当話数
第37話 あばよロシア 第201話

第201話~第203話、第171話~第172話の関谷編

(ソフィアvs岩息はカット)

第38話 第175話

第172話ラスト〜第176話まで

第39話 硫黄のにおい 第194話

第192話中盤〜第195話まで

(途中の樺太パートは3期で放送済み)

第40話 ボンボン 第197話

第197話〜第200話

(樺太・オガタニゲタは3期で放送済み)

第41話 シネマトグラフ 第204話

第204話〜第206話

次回予告「甘い嘘」!!!!!!!!!早くも2つ目の爆弾が来てしまった…。上の方に載せたツイートでは210話は再来週くらい?とか言ってたら来ましたよ。

次回予告見てからすぐ公式HPのあらすじを見に行ったんですけど、ちょっとおや?って感じなんですよね。

大泊に向かう前に登別を訪れた鶴見中尉は、有古が持ち帰った都丹のものとされる刺青人皮を受け取る。だが、翌日になって有古が鶴見中尉の刺青人皮を奪って逃走。向かった先で、彼は死んだと思われていた都丹と合流する。一見、有古の裏切りに見えるこの行動には裏があった。有古と土方陣営の関係を見抜いた鶴見中尉が彼を脅迫し、わざと刺青人皮を持たせて二重スパイとして潜り込ませたのだ。巧妙な罠に対し、土方はどう動くッ!?

TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト STORYより)

あらすじの内容は完全に登別(207・208話)なんですよね。210話より前にやっておくだろうと思ってたので、順番的にはおかしくないんですが、サブタイトルとの整合性が合わなくなってきませんか?だってその間にはケソラㇷ゚(209話)が入るんですよ。

 

42話に登別・ケソラㇷ゚・甘い嘘の全てを入れるのは無理があると思います。3つ全て入れるとしたら、1話の中でシーンがコロコロ切り替わって分かりにくくなってしまいます。それに210話は鯉登と月島の対話だけでほぼ進み、ただでさえセリフが多い。アニメになると、そのセリフをしゃべる分の尺も必要になってくるわけです。

また、これは個人的な好みの話にもなってしまいますが、209話はゴールデンカムイ屈指の感動回だと思ってるので、間とか余韻とか大事にしてしっかり泣かせに来てほしいんですよね。

今までの傾向から、タイトルになっている話は必ず入ってくるので、210話はほぼ確定。あらすじから登別も確定。では209話は?次回に211話などとまとめてやるのでしょうか?

 

210話以降はアシㇼパさんと鶴見中尉の対面をきっかけに勢力図が大きく変わって金塊争奪戦の新たなステージへ進む大事な部分だと思ってるので、210~212話では鶴見中尉が迫ってくる緊迫感が欲しい。だから、209話は先にやっておいてチカパシ・エノノカとの別れはその段階に入る前に済ませておいた方がまとまりがいい気がするんですけどねえ。

 

そういえば来週登別をやるということは、夏太郎登場のチャンスだと思ってるんですけどどうでしょうか?208話に出てくるし、土方一派の中で視聴者視点に立てるキャラなので、いてほしいですよね。

あれ?登別をやるということは(2回目)、鶴見中尉の全裸が見られるってことじゃないですか!?!?楽しみだ…。ちゃんと左上に宇佐美を配置してくださいね。

 

まあ楽しみな事には変わりないので、早く月曜日になってほしいですね。次回はなんとかゆっくり見られそうなので。「あなたたちは救われたじゃないですか」を見たアニメ派の感想が楽しみだなあww