割れ鍋に綴じ蓋

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TVアニメ「ゴールデンカムイ」4期13話 感想

ありがとうアニメ。ありがとうゴールデンカムイ!!やっぱり最高だー!一生大好きだ!!!!

 

アニメ49話のあらすじはこちら。

引き続き殺人犯を追う宇佐美は、捜査のための自慰行為にふけっていた。呆れた菊田が尾形を引き合いに出すと、怒った宇佐美は彼との過去を語り始める。父の愛を確かめるため弟・勇作を手に掛けた尾形だが、父は彼のことを見向きもしなかった。杉元との戦いで重傷を負い入院中だった尾形は、そのことを嘲笑した宇佐美を殴打して脱走したのだ。苦々しい記憶を振り返りながら、宇佐美は自分たちの前に尾形が再び現れると確信する……。

TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイト STORYより)

 

※ここから先は原作31巻・アニメ4期13話までのネタバレを含みます。未読・未視聴の方はご注意ください。

目次

 

13話感想

今週はアッカムイ回+上等兵たちという構成でした。

 

Aパート:上等兵たちは引き続き松岡禎丞劇場でしたね。先週を引きずり探偵から始まりましたがwwシコりながらのシーンとは原作を読んでいて分かってはいたものの、音声で聞くと想像以上にすごかったww

243話は台詞の多い話でしたが、対尾形と対鶴見での話し方がちゃんと違っていて素晴らしかったですね。キレてるシーンは宇佐美の怖さが見えつつも、203高地でのシーンの「そのとーり」とかは適当に話を合わせている雰囲気が出ていて、原作通りだ!と思いました。

 

久々に台詞が多めだった尾形CVツダケンも素晴らしかったですねえ。自問自答するかのようなぼそぼそっとした喋り方が想像通り良かった!この辺りは原作でもまだ尾形のことはよく分からなくて、いったい何が本心なのかと思いながら見てましたが、思えばこの辺りもすべて本心なんですよね…。宇佐美の尾形評も当たってたし…。310話辺りを意識しながら演じていたりしたのだろうか…。

 

細かいところで気になったのは「本当の鶴見中尉殿を理解できていないからさ!」の台詞がなかったところですかねー。この台詞、月島の鶴見への理解度とか、宇佐美のどうしようもない嫉妬の感情のやり過ごしとかが窺えて結構好きなセリフだったんですが。まあどうしてもオミットされる台詞は出てきてしまいますからね。

 

CM明けのBパートは241・242話でした。放送前のPVでそれらしきシーンは見えていましたが、やっぱり4期にここまで含めてきましたね!

この話は杉元・アシㇼパ・白石の3人の関係性が深まる名エピソード。アシㇼパさん→杉元の一方的に抱えている想いや、白石→杉元・アシㇼパの少し疎外感のようなものを感じていた関係性の変化などが見られて本当に好きなシーンなんですよね。

アシㇼパさんの切ない思いのモノローグも、白石の必死で二人を探す声も本当に原作そのままの声だった…!!1人でのらりくらり生きてきた白石が二人のために必死になるのが本当に最高なんですよね😭😭そこまで堪えてたのに、アッカムイとして出てきたシーンで涙が溢れてしまいました。

 

杉元の過去シーンも原作通りにしっかり描いてくれましたね!これで梅ちゃんのことをアニメ派の人もしっかり認識してくれただろうか?今回で童貞防衛作戦で追加しなくても一応大丈夫そうではあるくらいにはなったかもしれないな。

そして髪カーテンもやってくれましたね…!!原作から房太郎はセクシーな男だったけど、アニメで声が付いたことによってセクシーさが倍増している気がしてならないのは私だけですか!?めちゃめちゃ魅力的に見えてしょうがないんですが…。自分でも本当にびっくりしてるんですよね…。

 

49話はゴトリのキャストとアニメを視聴する同時視聴会も行われておりました。もちろん私も見ました!リアルタイムでは本編に集中したかったのでやや音小さめにし、後からじっくり見ました。

同時視聴会やオーディオコメンタリーは度々行われていますが、どの回を見てもキャストの作品愛を感じるのが最高なんですよね~。特にゴトリの御三方は皆さん原作をリアルタイムでしっかり読み込んでいらっしゃってて、随所で原作を仄めかしてくれるのも好きです!今回もいろんなお話が聞けて良かったですねえ。皆さんの仲がとても良さそうなところも毎回癒されてますね。これからもずっと仲良しでいてほしい😢

 

そしてそして!!メンコが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!なんで今日来たの!!!!?!?!?!?!?!?!?!全く予想してなかったからびっくりしたんだが!?!?!?!?!?!?!?!?!

全力でメンコをする二人可愛い♡勝って心なしか嬉しそうな月島も、負けて全力で拗ねる鯉ちゃんも最高に可愛い~~~!!「接待メンコしろと?」の後の「ふんッ」って何!?!?!?アニオリ!?!?!?!アドリブ!?!?!?!?可愛すぎるんですけど………………。

 

事前の予想

毎度のことだけど再掲。

元記事はこちら →アニカム4期楽しみ!! - 割れ鍋に綴じ蓋

先週の予想は外れましたねー。上等兵たちまで入ってくるのは意外でした。やっぱり探偵は今期に置いていきたかったんでしょうかww?

 

4期の振り返り

13話までの4期はこんな感じ。

アニメ話数 アニメサブタイトル タイトル元の原作話数 原作該当話数
第37話 あばよロシア 第201話

第201話~第203話、第171話~第172話の関谷編

(ソフィアvs岩息はカット)

第38話 第175話

第172話ラスト〜第176話まで

第39話 硫黄のにおい 第194話

第192話中盤〜第195話まで

(途中の樺太パートは3期で放送済み)

第40話 ボンボン 第197話

第197話〜第200話

(樺太・オガタニゲタは3期で放送済み)

第41話 シネマトグラフ 第204話

第204話〜第206話

第42話 甘い嘘 第210話

第207話〜第211話中盤

第43話 樺太脱出 第213話

第211話後半〜第217話冒頭

(白熊・クリオネはカット)

第44話 ヒグマ男 第221話

第217話中盤〜第221話

第45話 共犯 第227話

第222話中盤〜第227話

(病院、白鳥など一部カット)

第46話 完璧な母 第229話

第227話後半〜第232話

(228話「シマエナガ」はカット)

第47話 蒸気船 第234話

第232話後半〜第236話

第48話 発射 第239話

第237話〜第240話

第49話 消えたカムイ 第241話

第241話〜第244話冒頭

4期終わっちゃいましたね…。すごく寂しいけど約半年に渡ってとても楽しませてもらいました!!毎週月曜日が本当に1週間の活力になってたなあ。

思えば4期は始まる前から勝手に予想をして楽しんで、毎週の放送に翻弄され、と原作を本誌で楽しんでいた頃を何となく思い出しました。今期は私的にも好きなエピソードが盛りだくさんで、特に40話や46話は始まる前からずっとそわそわしてました。

どの話も見たいシーンはしっかりと原作通りに描いてくれていて、本当に大感謝でした。新キャラクターのキャストも豪華で、キャストの熱演の熱演に見入ってしまう毎週でした。特に推しである鯉登少尉を演じてくださっている小西さんには本当に足を向けて寝られません。少年時代から上官命令までありがとうございます。これからも推しをよろしくお願いします。

 

今後の予想

そして!放送後に出た情報解禁!TVアニメ最終章製作決定!!!キターーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

うわーん嬉しいよ!ここからはもう名シーンしかないし、ずっとクライマックスだからなあーーーー!!!これがアニメで見られることに感謝!アニメに関わる皆さん本当にありがとう!!

 

以下勝手に楽しみシーンと最終章の予想をしていくよ!

楽しみシーン
  • ビール工場での酔いどれバトル
  • 256話:宇佐美の最期
  • 260話:「すみません」「馬鹿すったれ!」
  • 教会での鶴見劇場からのタイトル回収
  • 272話:ハイライト
  • 295話:「あなたは嘘を吐きすぎて~」&二階堂の最期
  • 305・306話:鯉登VS土方
  • 310話「兄様は祝福された生まれた子供です」
  • 314話:大団円

パッと思いついただけでこんなにある!師団推しなのでそのあたりのシーンが多いのはご容赦を。これ以外も怒涛のシーン過ぎて、それらがアニメとして動いて声が付くのが楽しみすぎますよね…。やると思ってたけど、最後までやってくれることがほぼ確約された今、原作を読み直しながら脳内再生がより捗るよね。

特に305・306話を映像で見たら泣くと思う。誰かのためにとノブレスオブリージュな将校としての器に成長する鯉ちゃんを見ると泣いちゃうんだよ。土方さんとの決着がついた後も、銃剣持って月島の方へ駆け寄るところとかさあ…。そのあとの「…なんでいつもきかないんだ!」まで含めて最高よねあのシーンは…。もちろんチンポ先生はとても悲しいんだけど…。

最終章の予想

4期は243話までということで、原作の約50話分くらいを消費したことになります。1クールで50話でも駆け足だったわけですが、最終章は果たしてどういう構成になるのでしょうか?

最終章は244話~314話ということで単純に計算すれば70話分にあたります。4期のペース配分で行けば1.5クールくらい?すなわち24分×18話=432分くらい?放送パターンは以下2つのどちらかでしょうか。

  • 2クール
    →4期の構成で忙しなさを感じたので、もっとゆっくりにすればいけるか?
    尺余りの可能性もあり得そうで少し怖い?
  • 1クール+劇場版
    →432分 - 288分=144分ということで意外といけるかもしれない
    ただどこからを映画にするかという分割が難しい?

いろいろと想像は膨らみますが、今はまだ情報がないので何とも言えませんね。最終章製作決定ビジュアルから教会の話がやる事だけ確定していると言っていいでしょう。まあやらない訳ないのは誰でも分かることですが。

最終章の中でどこかで区切りをつけるというのが発生した場合、分けられそうなのは以下の部分でしょうか。

  • ビール工場(244話~260話)
  • アシㇼパ確保~暗号解読(260話~280話)
  • 五稜郭(280話~299話)
  • 暴走列車(300話~314話)

五稜郭が話数だけ考えると意外と長いので、最終決戦だけ劇場版とかもアツいとは思うんですが、映画1本には収まらなさそうなんですよねえ。暴走列車だけ抜き出しならいけるかもしれない?何にせよ今後の情報を待ちましょう。

 

最後に…

ありがとうアニメ!ありがとう4期!今はただ最終章の続報をひたすら待ちます!それからイベント当たりますように!!!!!!!!!!!!当てるために今から徳を積むしかねえ!!!!!!!!